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我が家は、約3年半前に新築した。

建築業者に依頼すると、だいたい
家と庭づくりがパッケージになっているが、
庭づくりは、業者に任せずに、
自分でやりたいという旦那の希望があって、
業者には、依頼しなかった。

なので、
家は建ったものの、庭の部分は依然更地の状態だった。

とりあえず、裏庭と前庭に芝生を植え
入り口部分に植物を植え、
とやってみたが、
そのうち、旦那がリストラされるなどして、
金銭的事情から、
裏庭のプールを入れる予定だったところと、
家のサイド部分は放置された状態になってしまっていた。

いや、
実際は金銭的事情よりも、
旦那が庭造りの経験が一切なく、
何をどうしていいのか分からない、
というのが一番の原因だったのかもしれない。

もともとは義父が手伝ってくれる約束をしていたものの、
義父も忙しいのか、面倒くさいのか、
なかなか行動してくれない。

そんなこんなで、月日がたち、
家のサイドと裏庭の一部は、雑草がはびこり、
林のようになってしまった。

裏庭は、まぁいいとして、
家のサイド部分は、よく通る場所だし、
人目にもつくところなので、
雑草だらけなのは、
みっともないし、第一、気持ちが悪い。

いい加減我慢の限界が来て、
旦那の尻をたたきまくり、
ようやくサイドに手をつけはじめた。

ところが、
旦那も初めてのことなので、頭では手順を理解しているものの、
実際にはどうしたらいいかよく分からないらしい。

そこで、
うちの2件先に住んでいるTさんというおじいちゃん。
以前から交流があり、庭造りのアドバイスを色々としてくれていたので、
もう一度、聞こうとドアをノックしてみる。

すると、
うちに来て手伝ってくれるというではないか!!

もう、Tおじいちゃん最高!

まずは、うちの小さいほうの左サイドから作業開始した。

雑草よけのシートや、石やタイルを固定する砂。
石とタイルなど全部用意する。
その買い物さえも、
Tおじいちゃんが一緒に付き添ってくれた。

約3日間、毎日うちに来てくれて、
できあがったサイド。

P1040339.jpg
雨上がりなので、タイルの色がまだら。。。

ビフォーの写真をとらなかったのが残念だが、
ここが雑草だらけの林だったとは、
今では信じられないくらいの、
見事な完成度。

よかった、よかった。

あとは、もう一方のサイド。

でも、これ以上Tおじいちゃんの手を煩わせるのも悪いから、
できるだけ、自分でやらなきゃね。
なんて旦那と言っていたら、
昨日、突然、頼んでもいないのに、
Tおじいちゃんが
「さぁ、作業開始するぞ!」
とスコップ片手にやってきた。

放っておくと、ぐずぐずする旦那の性格をよく分かっているらしい。

まずは隣とのフェンスの補強作業からはじまった。

P1040335.jpg

P1040336.jpg

コラーッ!旦那!!
見てないで働けーーッ!

補強作業が終わった部分

P1040337.jpg

子供達見学中

P1040334.jpg

こっちのサイドは、かなり長いので
この日は丸一日補強作業で終わってしまった。

私もほんのちょっと手伝ってみたが
10分で音を上げるほどの重労働。(体力なさすぎ!?)

このTおじいちゃん、71歳。

これだけの重労働に、決して疲れたとは口に出さない。
作業も、上から目線で旦那に指示することは決してない。
いつも私達の意見を尊重しながら、明確にアドバイスをしてくれる。
おじいちゃんがいるときは、いつもお茶や、ランチを出しているが、
「そんなこと気にしなくていいんだぞ」といつも言ってくれる。
そして、
ランチを出した私にも、
「Kovaも、ここで一緒に食べよう」と必ず誘ってくれて、
私が給仕係のようにしているのを、良しとしない。
そして、
なんといっても、子供達、
特に人嫌いのリサがTおじいちゃんには、すごく懐いていて、
いつもTおじいちゃんに抱っこをせがむ。

とにかく素敵なおじいちゃんで、
私達も本当の父のように慕っている。
一緒にお茶やランチをして、
おしゃべりしたり、おじいちゃんの昔話を聞くのが
とっても楽しい。

ご近所とはいえ、
まったくの赤の他人をここまで助けてくれて、
「君達が困っているんだから、助けるのは当たり前だろう。
私への礼、云々よりも、君達自身の生活を軌道に乗せるの方が、ずっと大事だぞ!」
と言ってくれる。

Tおじいちゃん、もうすぐ引っ越してしまうが、
こんな素晴らしい人と出会えたことが
何よりもうれしい。
おじいちゃんが引っ越してしまうまでに、
たくさんお話をして、
たくさんのことを学びたいと思う。

そういえば、
ケーキが大好物のTおじいちゃん。
片方のサイドが出来上がった時に、
お礼に、チーズケーキを焼いてもっていった。

「こんなことしてくれるなんて、まったく悪い子だ!」
と言って、ニコニコしながら、
ケーキを抱えて家に入っていった姿が
なんとも、お茶目だった。

ずーっと、ずーっと長生きしてね!Tおじいちゃん!



↓素敵な人との出会いは、人生の宝だね。
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2010.04.23 Fri l 日常 l コメント (30) トラックバック (0) l top