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2週間ほど前、
日本語補習校から「アルプスの少女ハイジ」のビデオを借りてきた。

heide-10[1]


ミーナのためというよりは
あまりの懐かしさに、
私が見たかった。

小学生のころだったと思うが、
周りの子供達もみんなハイジを見ていて、
よくハイジごっこをしたっけ。。。

だいたいみんながなりたがる役は
病気がちな、お金持ちのお嬢様、クララ。
だれもハイジになりたがらず、ゆずらない。

images[1]

結局みんながクララになってしまい
全員で椅子に座り込み、
「私、、、歩けないの。。。。」
なんて言ってたっけ。

もちろん、あの感動のクララが立つ場面も忘れない。
椅子からゆっくり立ち上がり、
よろよろして、
「ハイジ!私立てたわ!!」
と感激する。

ま、みんながクララになってしまっているので
「よかったわね!クララ!」
と言ってくれるハイジがいない。
みんなでよたよた立ち上がる光景は、
いささか滑稽ではあったが、
それもいい思い出。

そして、今この歳になって
改めてハイジを見る。

私の中で憧れだった、
病弱でお金持ちのお嬢様のクララに
あの頃感じた魅力をまったく感じない。

むしろ、
あの頃誰もなりたがらなかったハイジに憧れる。

あの天真爛漫さ。
あの純粋さ。
あの真っ直ぐさ。
そして、優しさ。

そうか、、、

人は自分にないものに憧れる。

むかし、だれもハイジの役になりたがらなかったのは
子供達みんな
ハイジが持っているものを、持っていたから
憧れなかったのだ。

年齢を重ね、
天真爛漫さはしぼみ、
純粋さは汚れ
真っ直ぐさは曲がりくねり、
優しさは、その奥の深さに混乱し
なにが優しさなのか分からなくなってしまう。

そんな現在の私はハイジにものすごく憧れる。
今誰かと、ハイジごっこしよう!
といったら、真っ先にハイジになりたがるだろう。

といっても
あんな山道を駆け回る体力さえ、もうないが。。。

そして、
昔見ていたときには、ただの意地悪ばあさんでしかなかった
ロッテンマイヤーさん。

20061010134528_120[1]

クララとハイジの教育係で
山育ちのハイジをまったく理解も受け入れもせず、
ハイジを「アーデルハイド」と呼びながら、
ハイジをきちんと躾るために、必要以上にきつく接するのだが、

この大嫌いだったロッテンマイヤーさん、
今見ると、そんなに嫌いじゃない。

度を越したところはあるにせよ、
彼女は彼女なりに職務を全うしようという
立派な職業婦人なんだ。。。

そういや、
会社とかでも、
頭カチカチで応用の利かない、
一生懸命が空回りしている上司っていたよなぁ~

なんて妙に納得してしまうのだ。。。

そんなわけで、
この「アルプスの少女ハイジ」
昔とはまったく違う視点になってしまったが
それはそれで、また面白く
あっという間に全話、見終わってしまった。
しかも、子供が寝静まったあと一人で楽しんでいた。

でも、
もちろん、ミーナにも見せた。

そして、
ミーナの反応は、、、

すっかり気に入ったようだ。

しかも、
クララがお気に入り♪

もう、すっかりクララになりきって
頭にリボンをつけて
椅子から降りてこない。

「ミーナちゃん、もう歩けないの。。。病気なの。。。」
と言っている。

「何の病気なの?」
と私が聞いてみると、

「カーペットアレルギーで、カーペットの上に立てないの。。。」
と悲しそうな顔で言う。

・・・・

いや、、

あの、、、

別にクララはカーペットアレルギーだったわけじゃ、、、

ってか、
そのアレルギー、どっから来たんだ? すげぇ発想だな。。。

ミーナのカーペットアレルギーはしばらくの間続いていたが、
ここ2,3日、
クララの真似をしなくなった。

かといって、ハイジの真似をするわけでもない。

そして、
「アーデルハイド! アーデルハイド!!!」
と、リサに向かって怒鳴り続けるミーナ。

なんと、

20061010134528_120[1]

ロッテンマイヤーさんの真似をしている

ロ、、、

ロッテンマイヤーさんに憧れてるのか・・・?

なので、
最近のリサは、理不尽にもロッテンマイヤーさんになりきったミーナに怒られっぱなし。

いつまで続くのやら


↓私はミーナに怒られませんように。。。
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2010.07.04 Sun l 日常 l コメント (26) トラックバック (0) l top