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1ヶ月ほど前、掃除機が壊れた。

一応うちには予備の掃除機がもう一台あるので、
前のが壊れて以来それを使っていたが、

どうも
小さいし、吸い込みがイマイチだし、
排気用のフィルターのせいか、
臭い風がでてきて、
掃除機かけるたびに気分が悪くなる。

しょうがないので、
新しい掃除機を買いに行くことにした。

ショッピングセンターにある掃除機専門店。

この掃除機専門店のちらしが我が家のポストの中に入っていて、
どうやら今
セールをしているようだ。

通常価格200ドルの掃除機が
101ドルオフで99ドルというのと、

通常価格300ドルで
101ドルオフで199ドルというのがあった。

199ドルのほうは、
掃除機を買うと、おまけにスチームモップも付いてくるので
かなりのお得感。

とりあえず、この二つをターゲットに
旦那と一緒に店に入る。

店員のおっさんが近づいてきた。

「何か探してる?」
(何かお探しでしょうか?というような態度はここではありえない)

「このちらしに出ていた、99ドルか199ドルの掃除機を買おうかと思ってるんだけど、、、」
と旦那。

「あ、そう。
じゃ、今デモンストレーションしてあげるから、
ここに座って」
とおっさん。

イスの前には、小さなカーペットと砂のかたまりが置いてあった。
たぶん、
この砂をカーペットの上にばら撒いて
掃除機で吸ってみせてくれるんだろう。

さすが掃除機専門店。
掃除機にかける熱意が伝わってくる。

案の定、
おっさんは砂をばら撒き始めた。

そして、2種類の掃除機を用意し始めた。

「通常の掃除機の吸い口ってのは、
こういう風になっていて、
これでカーペットをこすると、
吸い込むより、カーペットの隙間にゴミを埋め込んじゃうんだよ。」

と言いながら、
普通の掃除機のヘッドをカーペットにこすりながら
砂をカーペットに埋め込んでいく。。。

そしておっさんの口上は続く。

「ところが!

ここにある「パワーヘッド」。

このパワーヘッドはこういう風に、ブラシが回転しながら
ヘッドがバイブレーションを起こして
カーペットに埋もれた埃をたたき出し、
そして、
吸い上げる。

じゃ、
実際どれほど取れるか、みせてあげるね。」

と言って、
まず持ってきたのは、
普通の掃除機。

特別なホースに付け替えて、
どれだけの砂を吸い込んだか、
見れるようになっていた。

まぁまぁ取れていたが、

次に持ってきたパワーヘッドの掃除機。

ものすごい吸引力で、
普通の掃除機をかけた上を
またなぞるように滑らせていくと
普通の掃除機では取りきれなかった大量の砂が取れていた。

パワーヘッド、、、

いいかも

そして、
このパワーヘッド掃除機、
センサーが付いていて、
綺麗になっていたらグリーン、
まだ汚かったら赤
のランプが付いて、
カーペットのように、埃が見えにくいところでも
ちゃんと綺麗になっているか
分かるようになっている。

しかも、
ホースを外してスイッチを入れれば、
空気中に舞っている埃を吸い取ってくれるので、
ベッドメイキングしたあととか、
ふき掃除をしたあとなんかに
すごく便利。

また、
いろいろ細かい付属品も付いているし、
しかも
今ならなんと!
スチームモップまでおまけに付いてくると言う。

おっさんも大絶賛の掃除機。

なんか、欲しくなってきた。

そして、
このおっさんのプレゼンテーションが
うまい!

デパートのベテラン実演販売員のようだ。

おっさんの口上にのせられて、
ついつい買いたくなってしまう。

この調子で口説かれたら、
危うく
結婚してしまいそうだ。

思いっきり気持ちがパワーヘッド掃除機に傾いたところで
値段を聞いてみた。

え!?

1500ドル???

あまりの高さにあ然としていると
おっさん、

「予算はいくらくらいだったの?」
と聞いてくる。

そういうとき、
あまり安く言うのも貧乏臭くて気が引けるし
あまり高い値段をいうと、
本気で高い掃除機を売りつけられてしまう。

私がなんと言おうか悩んでいると
旦那がすかさず
「200ドルくらいかな」
と言った。

まぁ、妥当な値段だ。

そこでおっさん、

「この掃除機は分割でOKだよ。1年間は無利子だし、
今日200ドル使う用意があるなら
それを頭金にして、
残り1300ドルを分割にして後で払えばいいんだよ!
予算に1300ドル足して
10年間保障つきの高性能の掃除機を買ったほうが
むしろお得だよ。」

ものすごくグッドアイディアがひらめいたような
おっさんの口調だが、
言ってる内容はめちゃくちゃだ。

10年間保障って言うのは惹かれるが、
10年後には
もっといい掃除機が安価で買えるかもしれない。

っていうか、
200ドルしか余裕がないって言ってるのに、
1500ドルのもの売ろうとする根性が
理解不能だ。

プレゼンテーションは立派だが、
ターゲットを間違えている。

店の中でノルマとか目標とかあるのかもしれないが
200ドル使う用意のある客に勧めるなら
1500ドルじゃなくて
500ドルくらいのものにしておけば、
「頑張って買っちゃおうかなぁ~」
って気になったのに。。。

結局
プレゼンテーション後のギラギラとしたおっさんの眼差しの下、
当初の予定だった
99ドルか199ドルの掃除機は買う勇気を持てず
「ちょっと悩んできます」
といって
退散することになった。

なんとなく消化不良の気分で
そのまま買い物に行き、
当初の予算だった200ドルは
オムツや食料品などの日用雑貨、
そして、
フードコートでのランチとして
消えていった。。。

なんだよーっ!

おっさんのせいで、
目的のものが買えず、
予定外のものに同じ金額使っちゃったじゃん

はぁ~
我が家に新しい掃除機がやってくるのは
いつになるだろうか。。。
なんだか、
どこの掃除機専門店にいっても
同種のおっさんがいそうで怖い。。。


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2010.08.25 Wed l 日常 l コメント (22) トラックバック (0) l top