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ホームステイの記録、
6日目と7日目が抜けてしまっているが、
それは、また
後日記す事として、

今日、

とうとうKちゃんが帰ってしまった。。。。

朝、
「明日の朝、6時半に起こして~な!」
と頼まれていたので、
いつも7時に起きる私が、
6時半におきて、Kちゃんを起こした。

朝食は、まだこっちで食べてなかったシリアル。

いろんな種類のシリアルをまぜて、
牛乳かけて食べたのだが、
Kちゃんは、
途中でおなかがいっぱいと残してしまった。

「なんや、鳥のえさ食べとるみたいや。
 味も鳥のえさっぽいし」

「あはは、
 これも経験よ!」

そんな気安い会話も、
この1週間の滞在ですっかり打ち解けた証拠。

荷造りを手伝いながら、
いつの間にか日課になっていた
関西弁講座が始まる。

「関東の人は’関空’の言い方がちがうねん」

「’かんー’じゃないの?」

「’かんー’やない! ’かく’ーや!」

「え~、何それ。えっと、、 ’んくー?’」

「’んくー’ちゃうねん!
 ’かくー’や!」

「難しいなぁ。。。 えっと、、、’かくー’?」

「そう、うまいうまい!!」


まったく、
英語を学びにきたホームステイの生徒に
関西弁の講義を受けるとは。。。

いつの間にか、
毎日夕食時にはこうして
Kちゃんから関西弁を教えてもらっていた時間も
きっと恋しくなるだろう。

そして、時間は8時45分。

最後に家の前で記念撮影をして
集合場所のミーナの学校へ向かった。

刻々と別れが近づいてくる。

でも、
Kちゃんはそれほど寂しそうでも無い。
というか、
滞在中ずっと気になっていたのだが、
Kちゃんは、
表情や感情表現が乏しい。
最近の子供はそうなのか、
Kちゃんだけがそうなのか、
日本の子供はそうなのか、
よく分からないが、

楽しいのか、
イヤなのか
分かりづらくて、困る事が多々あった。

まぁ、
涙、涙の別れもつらすぎるし、
サクッと別れられれば
そのほうがいいだろう。
どんな別れをしても、
楽しい時間を一緒に過ごしたことは事実なんだから。

そして、
学校に着く。

正門には、
すでに、
日本に帰る生徒達が、先生やコーディネーター、添乗員と一緒に
バスを待っていた。
私達が最後のようだ。

まもなくして、バスが来た。

すると
突然Kちゃんが
私に抱きついてきた。

「Kちゃん、ありがとう!
 また絶対にオーストラリアに来てね。
 1週間楽しかったよ」

そういうとKちゃんはうなづいて
私から離れた。

続いて、旦那、ミーナ、リサとハグをする。

それから、
バスにスーツケースを預けにいった。

生徒達が並んで、
バスの運転手にスーツケースを渡す。

すると
Kちゃんの友達らしき子の声が聞こえた。

「K、何、泣いとんの?」

見ると、
Kちゃんが、友達の肩に寄りかかって
おいおい泣いていた。

そんな様子を見ていた私も
こらえきれずに
涙が出てきた。

荷物を預けて戻ってきたKちゃんに
もう一度、ギューッとハグをする。

「今は寂しいけど、
 必ずまた会えるからね!」

そう言う私の声が
涙に震えて声にならない。

泣きながらうなずくKちゃん。

そして、
私から離れて
先生と、添乗員のところに行く。

「先生、うち、帰りとぉないわ」

「そっか、楽しかったんだね。
 またオーストラリアにくればいいよ。」
そういって
慰める先生。

「うち、バスに乗りとぉない!!」

そういって、また泣き出すKちゃん。

もう、このままKちゃんを引っ張って
うちに連れて帰りたい衝動に駆られた。

しかし
そういうわけにも行かず、
先生に支えられながら
バスに乗り込むKちゃん。

最後にもう一度ハグをして、
Kちゃんと別れた。

バスのドアが閉まり
残酷に走り去っていく。

さようなら。

楽しい一週間をありがとう!!!

そう心の中で叫びながら
バスが見えなくなるまで
手を振った。

あまり
感情を表に出さなかったKちゃん。
今回の滞在は
Kちゃんにとって、楽しかったんだろうか、
嫌な思いや、寂しい思いをさせてなかっただろうか、、、
そんな不安がずっと心に引っかかっていたが、
最後に見せたKちゃんの涙が
全てを物語っていた。

時計を見るたびに
「Kちゃん、今頃飛行場だね。」
とか
「Kちゃん、今頃シンガポールかな?」(シンガポール経由なので)
とか
「今朝早く起きたから、疲れているんじゃないかな?」
とか
そんなことばかり言っている私に
旦那が、
「なんか自分の子供のようだね」
と笑いながら言った。

正直
私はそれ程子供好きではない。
自分の子供ならまだしも、
人の子供が誰も彼もかわいい~!!
っと感じるタイプではないのだが、
Kちゃんは不思議と
最初から他人という距離を感じることが無かった。
自分の子供のように
かわいいと思えたし、
自分の子供のように、
それはダメだろ!と思う事もあった。
そして、
たとえダメだろ!と思っても
それが、Kちゃんを嫌いになる要素にはまったくならなかった。

そんな子と人生の中で出会うことが出来る確率なんて
いったいどれほどのものだろう。

宗教家でなくても
この出会いには
神様に感謝したくなる。

ぽっかりと空いたコバ家の空間。
少し時間はかかるかもしれないが
Kちゃんとの楽しい思い出で
丁寧に埋めていきたい。

それにしても、

私とKちゃんの涙の別れとは対照的に、
他の生徒たち、
「やっと日本に帰れる~!!!」
と大喜び。

そんな中、泣きながら抱き合ってる
私とKちゃんはかなり浮いていた。

そして
もっと驚いたのが、
見送りにきたホストファミリーが
半分もいなかったこと。

ほとんどが、
生徒を集合場所でおろして、
そのまま帰ってしまったようだ。

朝だったので、
仕事の都合などもあるのかもしれないが、
9時出発という時間は、
自分の子供を学校に送り届ける時間と
15分くらいしか変わらない。
なんとでも都合はつけられる時間だ。

ホストファミリーが薄情なのか、
生徒がやっかいだったのかは分からないが、
1週間で絆が深まらなかったのは事実だ。

最後まで見送らないホストファミリーに
日本に帰ることを喜んでいる子供達。

ちょっと悲しい図だな。。。

そんな風に感じてしまった。

一方
最後まで残って見送ったホストマザー達と話すと、

「言葉は通じなかったけど、すごく楽しかったわ~」

「絶対またホストファミリーをやりたいわ~」

と大満足の様子。

私の場合は
共通の言語があったのでラッキーだったが
言葉の分からない子供の世話を
1週間するって相当大変な事だ思う。
イラッとすることもたくさんあるだろう。

言葉が通じない状態を上手く受け入れて
対処できるホストファミリー
そして、
もちろん
生徒自身の努力。

このバランスがホームステイの成功をにぎるカギなのかもしれない。

もしうちに
言葉の通じない生徒がきたら
どうだっただろう。。。。

でも、
今回のホストファミリー体験。
結局ほとんど日本語環境にしてしまったが、
結果的に大成功だった!
と胸を張って言いたい。 ザ自画自賛

ありがとう!Kちゃん

P1050783.jpg
また会う日まで。。。



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2011.08.09 Tue l ホームステイ l コメント (28) トラックバック (0) l top