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毎週火曜日はミーナのテニスレッスンの日になった。

先生は

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このおじちゃんだったり、

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この若者だったり。

そして、
最近分かった事なのだが、
このおじちゃんと、若者は
実は親子だった。

そういえば、
この若者の頭におじちゃんのアインシュタインヘアーを乗っけると
そっくりだ。

なるほどね。

ファミリー経営のテニスクラブだったんだ~。

でも、
経営といっても
それでやっていけるの?と心配になるほど
レッスン料は安いし
(子供は1時間半で10ドル)
しかも
レッスンが終わるたびに
子供達にはロリポップが配られる。

ソーシャルテニスだって
1人10ドルだし、
大人のテニスレッスンも
1時間半で15ドル。

しかも、、、

子供がレッスンをしている間
同じくレッスンに通わせている友達のママと
座りながらくっちゃべっていると
アインシュタインがやってきて

「ラケットもってるか?」

と聞いてきた。

「はい、もってますけど。。。」

「それだったら、そんなところで座り込んでないで
 そこの開いているコートでテニスせんかい!!
 体動かせ!体!!!」

といきなり怒鳴られた。

といっても、
このおじちゃんは耳が遠いので
普通の喋り声がいつも怒鳴り声になっている。
決して怒られているわけではない。

そして
ありがたく私達は
子供のレッスンを待っている間
テニスを楽しませてもらう事ができる。

この間は
間違えて
レッスンのない日に
友達と一緒に来てしまったら

「せっかく来たんだから、ちょっと打っていけ!
 体動かせ!体!!!」

と怒鳴って
誰もいないコートを好きなだけ使わせてくれた。

あまりにも申し訳ないので
コート使用の代金を払いますとおじちゃんに言うと
「ダーッ!そんなもんはいらん!」
と怒鳴られた。

どこまでも太っ腹なおじちゃんだ。

実は最近
毎週金曜日の大人のテニスレッスンに
私と旦那の二人で通っている。
旦那は本当はレッスンが要らないほど上手いのだが
私が1人で行くのがイヤなので
一緒に来てもらっている。
(テコンドーは平気で1人で行けるのに、なぜかテニスは行けない・・・)

そんなわけで
旦那とも顔見知り。

そして、
先日旦那とおじちゃんが話していたらしいのだが、
このおじちゃん
もうすでに70歳を超えているらしい。
周りにも同じ歳くらいの友達はたくさんいるのだが
やることといえば
家に座り込んでビールのみながらテレビばかり見ている。
自分はそんな生活は絶対にしたくない。
ただテニスの環境に囲まれて
子供達にテニスを教えるのが最高の幸せだから
毎日ここでこうしているだけ。
年金で暮らしているし
このテニスクラブで儲けようとも考えない。
ただ
テニスを楽しめる環境を提供するのが嬉しい。
それだけ。

そうおじちゃんが話していたそうだ。

なんだか、
モーレツに感動した。

旦那がその話を聞く前から
よく私と旦那で
「あのテニスクラブって妙に居心地いいよね~」
なんて話していた。

リサでさえ、ここにいるときは一度もぐずった事がない。
レッスンの途中のボール拾いのときは
リサも入れてもらい、お手伝いさせてもらえるのが
リサの楽しみでもある。そして、みんなと一緒にもらえるロリポップも。。。

おじちゃんの
ただただテニスを愛する精神と
大人も子供もテニスを楽しんで欲しいという純粋な気持ちが
あの
居心地のいい空間を作り上げている。
おじちゃんの話を聞いて
納得した。

人生の終盤にさしかかったとき
自分の好きな事に情熱を傾け
そして
儲ける事も考えず
ただ人に楽しみを提供する。

そういうことって
誰にでも出来る事ではないだろう。

約30年後の自分を想像しても
そういう自分は見つからない。

初めて会ったときは
なんだかおかしなオッサンだな、、、
と思っていたが
今では尊敬の念を持って
おじちゃんと呼ばせていただいている。

今日、
ミーナのテニスレッスンに連れて行ったとき
おじちゃんが私に
「今週の金曜日のレッスンには来るのかい?」
と怒鳴ってきた。

「私は来るつもりだけど、旦那は仕事があるから来れないですよ」

と答えると

「旦那は来ないんだな?」
と念を押した後

「それじゃ、
 おまえのために、
 いい男でも連れてきておいてやろう!  
 ウッシッシッシッシ~~~」

本当に、

人に楽しみを提供するのが
上手なおじちゃんだ。


↓おじちゃんバンザイ!
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2011.10.18 Tue l 趣味 l コメント (10) トラックバック (2) l top