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今日、とうとう
テコンドーのクラスに戻った。

本当は2,3週間前から戻ろう、戻ろうとは
思っていたものの、
色々言い訳を作っては
休んでばかりいた。

テコンドーのクラスにあまり戻りたくなかったのは、
筋力が落ちて
クラスについていけないということもあったのだが、

本当のところ、

妊娠や流産の事を思い出すのがイヤだったから。。。

最後にテコンドーをやったのが
8月の中旬。

妊娠が分かり、
こんなハードな運動をして大丈夫かしら?と
ちょっと不安を抱えながら
適当に手を抜いて
レッスンを受けていた。

これから、
お腹が大きくなったら
しばらくはレッスンを受けれないんだなぁと
思っていた頃。
寂しい気持ちはあったが
妊娠の楽しみのほうが大きくなっていた。

そして、
昇級テストの日は
道着まで着て、出かける直前に
出血が始まった。
一生懸命がんばっていたのに
昇級できない悔しさと、
出血の不安で一日泣いていた。

流産が確定した日には
病院でインストラクターとばったり会った。

他人にとっては
タダのこじつけのように見えるかも知れないが
私の中では
テコンドーがあまりにも
妊娠と流産に関わっていたため、
レッスンに戻る事が
時間を巻き戻してしまいそうで
なんとなく怖かった。

エクササイズなら家でも十分やっているし
テニスも始めた事だし
何も
怪我ばっかりするテコンドーに戻らなくても
仕事じゃあるまいし、
誰も文句は言うまい。

だけど、
たかが趣味とはいえ
一度黒帯まで頑張ると決めたのに、
このまま中途半端な形で辞めるということは
自分に負けるということ
のような気がする。

行かなきゃ!
行かなきゃ!

とあせりながらも二の足を踏んでた私。

その私の背中を押してくれたのは、
愛しのスコット君だった。

先週、旦那とスコット君がレッスンで会った時
スコット君が旦那に
「コバはどうしてる?」
と聞いてきたそうだ。

流産したことは、チーフインストラクター(一番偉い先生)と
病院でばったり会った女性インストラクターしか
知らないことになっている。
他の人たちには、私は病気になってしまったと伝えてあるらしい。

旦那は
「一応元気にしてますよ。」

「レッスンには戻ってこないの?」

「戻って来たいとは言ってますよ。
 病気になってしまったので、しょうがないけど、
 とにかく、昇級テストを逃したのが相当くやしかったみたいで、、、」

「あれは、本当に残念だったね。」

「でも、今は元気になっているので
 体力を戻そうと、エクササイズに励んでますよ」

「まぁ、とにかく
 早く、レッスンに戻ってきてくれれば、それでいいよ」

ス、、、

スコット君

私がいなくて
そんなに寂しかったのね!!!!

思わず
鼻息が荒くなってしまった。

そして、
その数日後には
チーフインストラクターが旦那に

「コバはどうしているの?」
「まだレッスンに戻ってこないの?」

と聞いてきたらしい。

そのほかにも
生徒の何人か、
「コバはどうしているの?」
と旦那に時々聞いてくるらしい。

これには
鼻息は荒くならないが、
でも
正直
ちょっと嬉しい。。。

私は、レッスンに行っても
あまりみんなの輪に入って話をするわけでもないし
特別仲の良い人がいるわけでもない。
もちろん
機会があれば話はするし、
たま~に輪の中に入ってヘラヘラ笑っている事もある。

時々、必死に友達作りに励もうとしている人を見かけるが、
私はだた
ひたすらテコンドーを楽しんでいただけなので、
誰かが、
私の存在を気にかけてくれるとは
思ってもいなかった。

自分の居場所があるというのは、
すごく嬉しい。

そんなわけで
勇気を持って今日、
いそいそとテコンドーに出かけていった。

2ヵ月半ぶりに会うスコット君。

「寂しい思いをさせてごめんなさい」

とスコット君の胸に飛び込みそうになるのを
必死にこらえ

「こんにちは!戻ってきましたっ!」

と挨拶をした。

100万ドルの笑顔で応えてくれるスコット君。

思わず襲い掛かりそうになった。

鼻息の荒い闘牛のような顔をした私に

「今日は久しぶりだからあまり無理をしないようにね」

と優しい言葉をかけてくれるスコット君。

レッスン中も、
スパーリングになれば
「コバ、無理しちゃだめだぞ」
と言ってくれるし、
型の練習になれば
「覚えているところだけやればいいから」
と言ってくれるし、

スコット君の愛を感じる 襲い掛かりたい

レッスンが終わった後も
「よくやったよ、コバ。
 でも、あまり無理しないように。
 少しずつ元に戻ればいいから」
と声をかけてくれる。

毎日Insanityのエクササイズで
腹筋割れてきました!
なんて
口が裂けても言わない。

「ハイ、ありがとうございます」
としおらしく答える私。

そんなわけで
出かける前まで
かなり緊張気味だった私も
帰る頃にはルンルン気分。

それでも、
2ヵ月半ぶりに通る道場までの道、
道場に入ったときの雰囲気、
周りの人、
すべての事が私を2ヶ月前に引き戻し、
あまりにも強烈で鮮明に辛い出来事を私に思い出させた。
でも、
ぐっとこらえながら
1時間のレッスンを過ごすことで
同じ場所にいながら
また新しい時計の針が進み始めた。

あの出来事はこれで本当に過去のものとなった。

思い出したくないから、
と避ける方法もあるが、
あえて直面して乗り越える方法もある。
正しい方法なんて
私には分からないが、
とりあえず今は
自分に負けなかった事が嬉しい。

そして、

スコット君はやっぱりかっこよかった!


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2011.10.24 Mon l ひとりごと l コメント (14) トラックバック (0) l top