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いよいよ母のオーストラリア滞在日記も
最終回を迎えた。 

長かったなぁ。。。

母はクーランガッタの空港から
11時頃の飛行機に乗るので
9時頃までにチェックインを済ませなければならない。

ということは
うちを8時15分頃出れば
十分間に合う。

まだ、
ジェットスターが飛ばないころは
ブリスベンから朝早くの出発の便を利用していたので
朝がとってもきつかったが、
今回は
朝に余裕があるので、嬉しい。

6時半頃みんな起きだし、
朝食を食べ、
仕度をする。

特にジェットスターは荷物の重量オーバーにうるさいので
できるだけスーツケースが20キロを超えないように
気をつけながらパッキングをする。

そのため、
手荷物が重くなってしまうのだが、
しょうがない。

結局体重計で測ってみると
22キロくらいだったので、
この2キロはカウンターで交渉することにした。

準備万端整え、
全員で空港に向かう。

だんだんと寂しさがこみ上げてくるが、
きっとまたすぐ会える。
元気でさえいてくれれば、
いくらでも会うチャンスはある。
たった1週間前の生活にもどるだけ。

色々と自分に言い聞かせ
寂しさを押し殺す。

そして空港に到着。

さっそくジェットスターのカウンターへ向かう。

カウンターに近づくと、
ちょうどもう一つカウンターを開けてくれて、
「こっちへどうぞ」
と私達を呼んでくれたので
まったく列に並ぶことなく
チェックインをする事ができた。

ドキドキしながらスーツケースを乗せる。

表示をみるとやっぱり22キロだ。

何か言われるかな?
と構えていると

「なにか液体は手荷物に入ってますか?」
とカウンターのおじさんが聞いてきた。

「ワインが入ってますけど」
と私が答えると、

「液体は、手荷物にして入れないから
スーツケースに入れちゃってくれる?」
とおじさんが言った。

おおお~
ラッキーだ。

カウンターから離れたところで
スーツケースを開け、
ワインを入れたが
そのついでに、
機内で不要な手荷物も全部スーツケースにいれてしまった。

もう一度チェックインカウンターにスーツケースをもっていくと
30キロ近くになっていたが、
おじちゃんは何も超過料金については言わず、
そのままスーツケースを流してくれた。

荷物に関して揉めることなくチェックインを終えたのは
今回が初めてなので
母も大喜び。

あまりにもスムーズに終わってしまったので
かなり時間をもてあましてしまった。

せっかくなので、
もういちど車に乗って
空港の目の前にあるビーチに行く事にした。

母にとってゴールドコーストのビーチは見納め。

相変わらず曇ってはいたが、
朝のすがすがしい海を満喫し、
30分ほどして、
空港へもどった。

皆で中に入り
手荷物検査の手前で別れの挨拶。

「それじゃ、元気でね~」

「ありがとう~」

などと言いながら、
手荷物検査を通っていく母を見送った。

いよいよ姿が見えなくなり
は~
と深いため息をつくと、

中のほうから
お友達のMさんがやってきた。

実はMさんはこの空港で通訳として働いている。

「ねぇ、コバちゃん、
みんな中に入れるんだよ」

「え!?そうなの???」

実はこの空港、
国内線は搭乗ゲートまで見送りができるようになっている。
国際線は
国内線の搭乗ロビーの奥にあり、
税関の手前までは一般人も入れるのだった。

なーんだ
といって、
急いで国内線の手荷物検査をうけ
中に入り母に追いつく。

別れがほんのちょっぴり先に伸びて嬉しい。

とは言っても
おばあちゃまと一緒に行く!
と言ってきかないリサをなだめるのに忙しく
それほどのんびりは出来なかった。

出国手続きで混むといけないので
もう行く事に。。。

今度こそ本当にお別れだ。

もう一度手荷物検査を受け、
そのご出国手続きとなるのだが、
手荷物検査に並んでいる母にMさんが

「もう出国カードは記入されました?」

と聞くと

「は?何それ?」

と母。

Mさん、あわてて母のために
出国カードを持ってきてくれて、
私が書くことに。。。

母のパスポートを私がもらい
カードに必要事項を記入していく。

その間も母は手荷物検査の列に並んでいて
どんどん先に進んでしまっている。

そして、

私が出国カードを書き終わった頃には
母は手荷物検査を終えて
出国審査場へと消えてしまっていた。。。

あ、、、

さよならも言わず、行ってしまった。

しかも

パスポートも出国カードも持たずに・・・

しょうがないので、
Mさんに

「パスポートと出国カード母に渡してくれる?
あと
さようならと伝えておいて」

とお願いした。

別れの挨拶もなく
流れに任せて消えてしまった母に
Mさんはびっくりしていたが
パスポートも持たずに
出国審査に向かう母に
更なる衝撃を受けていた。

急いで母を追いかけてくれたMさん、
お世話になりました。

出国審査場は見えないが
国際線の搭乗ロビーはガラス越しに見えるようになっている。

母の姿を待ってみたが
なかなか出てこない。

あっけない別れに、
まぁ、こんなもんかな~
と思いながら帰ろうとして
もう一度振り返ると
ガラス越しに、母の姿が!!!

子供達と一緒に
急いでガラスに近づく。

子供達はガラス越しの母に一生懸命
「おばあちゃま~!!おばあちゃま~!!」
と叫ぶが
分厚いガラスはその声を通さない。
子供達がガラスをドンドン叩く手に
母も手を伸ばすが
決して子供達の手に触れる事はない。

すぐ目の前にいるのに
私達を隔てた一枚のガラスが
オーストラリアと日本の距離を表しているように感じた。

元気でさえいれば
またいつでも会える。

もう一度自分に言い聞かせて
涙をこらえながら
手を振った。

あ~あ、終わっちゃったね。
皆でそういいながら
駐車場へ向かっていった。

母の滞在が我が家の一大イベントだっただけに
終わった後は
心にぽっかり穴が開いてしまうようだ。

ミーナも一生懸命寂しさをこらえているのか
車の中ではずっと無口だった。
一方、
リサは
家に帰るまでの道中ずーっと

「おばあちゃまはどこ?」

の連発だった。

そして、
その質問がその後一週間ぶっ通しで続くとは
そのときの私には
想像すらできなかった。

どんな場合でも別れというのはつらい。

でも、
だからこそ
一緒に楽しく過ごす時間がさらに貴重なものになり、
そういう時間が持てることに感謝ができるようになる。

元気でさえいれば
またいつでも会える。

母がいつまでも健康で長生きしてくれますように。。。

といっても、
私より元気なんだけどね~



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2010.10.18 Mon l l コメント (12) トラックバック (0) l top

コメント

No title
お母さん、楽しいホリデーを過ごされたようで良かったですね~。

kovachanさんはお母さんと仲が良いんですね。ウチはあんまり…かも。(←前回の帰国の初日に大喧嘩した人。笑。) もしこっちに来るとなると、気が重くなってしまいます…。


でもブログを見る限り、kovachanさんのお母さん、面白い感じですよね(笑)。しかも怖いもの知らずって感じもするし(笑)。
2010.10.19 Tue l きらしお. URL l 編集
No title
楽しい一週間だったのですね。
リサちゃんもきっととっても楽しくっておばあちゃんがいなくなったのを認めたく無かったのかしら?

クーランガッタ空港、7年前は熊本空港の方が大きかったのに、前回は増築されていてびっくりv-12
中のロビーに入れるのも驚きでした(検査は厳しかったけど)
そこの売店に売っていたローリーのメモ帳、出国後の売店にもあるだろうと買わずに行ったら、無かったのe-444
JTBの担当者がいたから、待たせてまで買う勇気が無くて・・・心残りしています。
次は絶対買って帰るぞー(でももったいなくて使えない)

ポチ☆
2010.10.19 Tue l phebee. URL l 編集
No title
お母さん、凄いな、 一人でオーストラリアから帰ってくるなんて、 うちの女房じゃ、絶対に出来ないよ。
特に最近はどこの空港でも、チェック厳しいし、一人じゃ心細かったんじゃない? 
でも、パスポートも出国カードも忘れるくらい、肝が座っていれば、怖くないか? (笑

ミーナちゃん、リサちゃんも別れ寂しかったんだろうね。 また、すぐ会えるといいね。
2010.10.19 Tue l ゴルッテリア. URL l 編集
No title
ははは
今度は一緒に日本に来~~~~~イ!!!
2010.10.19 Tue l 松井大門. URL l 編集
きらしおさんへ
たぶんホリデーを楽しんでくれたと思います。

あはは
特別仲がいいというわけじゃないんですけどね
ごくありふれた母娘ですよ。
でも、
やっぱり離れていると
会えたときの嬉しさと、別れる時の寂しさが
いっそう強くなりますよね。

はい、
母は面白いというか、
かなりの変わり者です(笑)
2010.10.19 Tue l Kovachan. URL l 編集
No title
孫やわが子にギリギリまでお見送りをしてもらい、お母様は嬉しかったことでしょうね。
そして、Mさんには助かりましたね。

お母様は、沢山の思い出と共に日本に帰られたのですね。

※ おーくんの学校の上級生が今週そちらに修学旅行に行きます。ホームステイをするらしいので、おーくんが数年後に会話を出来るのか不安。

応援ぽちぽち
2010.10.19 Tue l ぐーたらまま. URL l 編集
phebeeさんへ
クーランガッタの周辺はすごく変わりましたよね~
高速の出口も変わっていて
びっくりしました。

リサの質問攻めはすごかったですよー(笑)
未だに時々聞いてくるので
参ってます。。。

ローリーのメモ帳、残念でしたね。
これは
もう一度GCに来るしかないですねー!!!(笑)

ポチありがとう!
2010.10.19 Tue l Kovachan. URL l 編集
ゴルッテリアさんへ
うちの母はかなり肝が据わっているんでしょうね~(笑)
母は強し!です。
でも、
いつも空港では荷物の事で税関と揉めたりとか
トラブルがあって、今回も大丈夫かなと心配してましたが、
珍しく何事もなく通れてホッとしていました。
それに
友達が空港に勤めていると、心強いですしね。

ほんと、またすぐ会えるといいです。
寂しがる子供達を見るのは、辛いですしね。。。(苦笑)

2010.10.19 Tue l Kovachan. URL l 編集
松井大門先生へ
母と一緒に日本に帰れば
先生の個展に行けたのになぁ~(笑)
2010.10.19 Tue l Kovachan. URL l 編集
ぐーたらままさんへ
母も私よりも子供達の姿をみて
涙ぐんでましたよ(笑)
あっという間の1週間だったけど
たくさん楽しんで思い出を作ってもらえたと信じてます。

修学旅行が始まるんですね。
まだ数年あるし、
おーくんはがんばりやさんだから、
絶対大丈夫ですよ!

応援ありがとう!!
2010.10.19 Tue l Kovachan. URL l 編集
No title
楽しかった時間が過ぎた後の別れって本当に寂しいですよね。
「元気でさえいればまたいつでも会える。」
ほんとにそうだと思います!

旦那とはつきあっている時ずっと遠距離だったので、空港がちょっと苦手になってしまいました。
別れのイメージの方が強くてi-241
私も半年後には移住予定ですが、きっと両親には空港まで見送りに来てもらわないと思います。
お互い寂しすぎるのでi-181

kovachanさんはいつか日本に里帰りする予定はありますか?kovachanさんファミリーの日本滞在記も読んでみたい気がします(笑)

素敵なお母様にポチ!
2010.10.19 Tue l yuukari. URL l 編集
yuukari さんへ
> 旦那とはつきあっている時ずっと遠距離だったので、空港がちょっと苦手になってしまいました。

ああ~
分かります!!
私もそうでしたよ。
旦那よりも前に付き合ってた人たちも
なぜかみんな遠距離で、
私にとっての空港は鬼門でした(笑)

yuukariさんも移住のときが寂しくなっちゃいますね。
でも、寂しさは必ず時間が癒してくれるので
大丈夫ですよ!・・・経験者は語る。。。(笑)

日本に行ければいいんですけどね~
リサをおいて行こうかな。。。(笑)

ポチありがとう!!
2010.10.20 Wed l Kovachan. URL l 編集

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