上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
--.--.-- -- l スポンサー広告 l top
英語学校の帰りに立ち寄った図書館。

珍しく「婦人公論」がおいてあった。

いつも貸し出し中が多いので
運が良くないと
なかなかお目にかかれない。

そして、
その表紙には

「大人を満たす’性’と’愛’」

とあった。

おお~

なんか、面白そうだ♪

と思い、
借りてきた。

さっそく開いて読んだページ。

「残酷な因習、偏見と闘う女たち」

と書いてある。

何か
「大人の性と愛」とは、かけ離れたタイトルだ。

とりあえず読み進めていく。

ソマリアに住む10歳の女の子の話。

「2年前、朝突然知らない女の人が家にやって来たの。
その女の人が何をするのか知らされていなかったので
その人が突然私の目の前でカミソリを手にしたときは
殺されるのかと思って
すごく怖かった。

そして、
突然、
床のマットレスに寝かせられた。
お母さんと近所のおばさんたちに手足を押さえられ、
足を開かされたの。

そして、、、、

とにかく痛かった。
大きな声で泣いた。
血がたくさん出た。」

なんと、
この女の子は
8歳の時に

「女性性器切除」

の手術をさせられたのだ。

この手術はFemale Genital Mutilation(FGM)
と呼ばれていて
アフリカで2000年以上行われている
風習らしい。

このFGMの起源には
色々な説があるらしいが
古代エジプト時代、
ナイル川に少女を生け贄として捧げる際、
処女であることを保障するために実施したのが
始まりとも言われている。

現在でも
純潔や貞操を守るためとされ、
結婚の条件になっている地域もある。

切除といっても大きく分けて3種類あり、

1・クリトリスを切除
2・クリトリスと小陰唇を切除
3・クリトリスと小陰唇、大陰唇全てを切除し、
  1センチくらいの小さな穴だけを残して縫合する

に分けられ、
だいたい10歳ごろまでに行われる。

ソマリアでは3のタイプが一般的らしい。

15歳の少女の話では

「6歳の時、10人くらいが並んで
同じカミソリを使って切られた。
やめて!って叫んだけど、
親は「文化だ」と言って
聞き入れてくれなかった。
あの激痛は今でも忘れられない。」

FGMは痛いだけでなく、
不衛生な状態で処置されるので
大量出血や感染症で死亡するケースも少なくない。
重い障害も残りやすく、
ほとんどが難産になる。

会陰が傷つけられているので
出産の時に十分に伸びず
なかなか出てこれない赤ちゃんは
死亡してしまうことがある。

出産だけでなく
1センチ程度の穴しか残されていないので
尿を少しずつしか出せない。
生理の時は
血液がうまく排出されず、
血のかたまりが体内に出来て
体調が悪くなる。

しかし、
その1センチの穴、
結婚した時、夫婦生活に支障をきたすので、
再度
結婚した男性のサイズに合わせて
切り開かれるらしい。

なんとも女性の人権を無視した
悪習だ。

この悪習が今でも続く大きな要因は
十分な教育を受けておらず、
衛生、健康、一般知識(常識)に関して
まったく無知なためだ。

最近では、
この事実を重く受け止め
国際NGOが村に入り、
知識の普及に努め、
FGMがどれほど女性の体に害を与えるか
伝え続けているという。

また、
ユニセフなど国連の機関も
こういった悪習を廃絶するに向けて
共同声明を出したらしい。

しかし、
FGMを行っている地域では
「これは、文化、習慣であり、
外国人が口を挟むべきではない」
と言う声があるのも事実で、
実際
FGMを行っていない女性とは結婚したくない
という男性が圧倒的多数を占めている。

また、
FGMがイスラムの教えに基づくものとか、
全世界で行われている習慣だとか、
切除しないと女性器が男性器のように肥大化するとか、
そういった誤った考えが人々の間に広まっているのも事実だ。

まだまだFGM廃絶の運動は始まったばかり。

日本にもFGMの廃絶を支援する会というNGO団体があるようだが、
その土地に長く根付いた風習、
特に
お年寄りや、
痛みを知らない男性の意識を改革するのは
相当な努力を要するだろう。。。

お国の違いでは済まされない
女性の人権をまったく無視した悪習。

私もソマリアに行って、
無知な男どもをボコボコにしてやりたい!


一日も早く
廃絶されることを願わずにはいられない。


↓これを読んで、つい内股になっちゃったらポチ!
にほんブログ村 海外生活ブログへ

スポンサーサイト
2010.11.03 Wed l ひとりごと l コメント (20) トラックバック (0) l top

コメント

No title
よ~~~し
スコットも連れて行け~~~~~~いいいいいいいいいいいいい!!!!
2010.11.03 Wed l 松井大門. URL l 編集
No title
私もFGMを知った時は驚きました。
教育の大切さを知りました。
この様子を写真に収めたものが、アメリカの大きな賞を取ったことがあったと思います。
ショッキングな写真でした。

その国の文化だとしても・・・
これはいけないと思います。

kovachanさんのブログって本当に多種多様なテーマを扱っていて、すっごく大好きです。
2010.11.03 Wed l ねこめのひつじ. URL l 編集
No title
FGMについては、私はTVで知りました
知ったのは、ほんの数年前のことです
現在も行われていると知って、驚いたし、怖かったし、腹が立った
「NOと言えるのです」と教えても
女の子の親も、女の子自身も、「NO!」を選択しない場合が多いんですって
きちんとした教育を受けてもらうことから、始めなくてはダメなんですよね

私がTVで見たとき、FGMの主な理由の1つに
性行為で男性が快楽を感じるのはいいが、
女性が感じてはいけないからというのがあるって言ってた
なんじゃそれは!とものすごく腹が立った
そんな馬鹿馬鹿しい理由で、命の落とす人もいる、一生苦しむ人もいる
こんな人権侵害ってないわっ
2010.11.03 Wed l Lily姫. URL l 編集
No title
まだまだ残る女性蔑視。
きちんとした教育をして、傷つく人がいなくなりますように。
日本の若い子にも別の意味で教育が必要な気もするけど・・・・
2010.11.04 Thu l phebee. URL l 編集
No title
うわ・・・コレは知りませんでした。ショック!!!

日本やオーストラリアのような国に住んでいると想像も出来ない悪しき風習が、まだたくさん残っているのですね。

大学のときに女性学の授業でさまざまな国の女性差別を学びましたが今まで聞いた中で一番残酷です・・・。

正直ゾーッとしましたが、知っておくべき事実だと思ったので読んでよかったと思いました。書きづらいことを書いていただいてありがとうございます。

2010.11.04 Thu l VERRE. URL l 編集
No title
ちょっと、びっくりしました。
こんな残酷な風習がまだ残っている国があったとは? どう考えても犯罪だよね。

普通、純潔とか貞操を守るんだったら、男のほうをちょんぎっちゃえば、簡単なのにね。
あれ~、想像したら、痛々しくて、内股が治らなくなってしまいました。 
2010.11.04 Thu l ゴルッテリア. URL l 編集
こんにちは。
未だ、人身売買(奴隷として)が行われている所もあるらしい・・。
女性は主人の性の捌け口にもなる、男性は力仕事。

どちらにしても、人権よりも「口減らし」の犠牲だとか・・。

今の自分の幸せをつくづく感じました。
2010.11.04 Thu l ボス。. URL l 編集
管理人のみ閲覧できます
このコメントは管理人のみ閲覧できます
2010.11.04 Thu l . l 編集
松井大門先生へ
だからぁ~
スコット君には
全然相手にされてないんですよーーーっ!!!(涙)
2010.11.04 Thu l Kovachan. URL l 編集
ねこめのひつじさんへ
写真があるのか!?
と思って、ググっちゃいました。。。
改めて、ショッキングですね。
うちの子と同じくらいの年齢の子が
大量に血を流しながら泣いている写真なんか、
涙がでてきましたよ。
一日も早く
この悪習が消えてなくなってほしいです!!

でも、
大好きだなんて、
嬉しいお言葉。。。
ブログ続けててよかった~と
つくづく思いました(笑)
ありがとう!!!
2010.11.04 Thu l Kovachan. URL l 編集
Lily姫さんへ
女性がNO!と言っても
周りの大人や男性が受け入れてくれないことも
あるんですよね。
本当に教育の大切さを
思い知ります。

女性が感じてはいけないって言うのは
FGMに関してのウェブサイトでも見ました。
もう女性を人間として扱ってないですよね。
早くこの習慣、なくなってほしいです!!!
2010.11.04 Thu l Kovachan. URL l 編集
phebee さんへ
私たちは当たり前のように小さい頃から
教育を受けているので
その大切さに気付かないですよね。
こういうニュースを見ると
改めて
自分の恵まれた環境に感謝したくなります。

あはは
日本の若い子に限らず、
オーストラリアの若者にも
また違った教育が必要かも・・・!?
2010.11.04 Thu l Kovachan. URL l 編集
VERREさんへ
本当にショッキングですよね。
ちなみにFGMで検索すると
色々な情報が書いてありますよ。(写真つきで・・・汗)

きっとこういう類の酷い習慣が色々あるんでしょうけど、
全世界の人間が知っておくべきですよね。
そして、
世界的な働きかけで一日も早くなくなってほしいなと思います。
おもわずこの
NGO団体に参加しようかと思いましたよ(笑)
2010.11.04 Thu l Kovachan. URL l 編集
ゴルッテリアさんへ
ほんと、その通り
習慣と名づけた犯罪です!!

でも、
男のほうをちょん切っちゃったら
子孫繁栄ができなくなっちゃいますね。
う~ん
不公平だ!!
2010.11.04 Thu l Kovachan. URL l 編集
ボスさんへ
気分の悪くなるような話でも
知識として知っておくことは
自分の恵まれた環境を再確認にもなりますね。
これだけ文明が進んだ世の中でも
まだまだ古代から続くような悪習が残っている地域があるなんて
全世界に一般教育を行き渡らせる重要性を
ひしひしと感じます。
2010.11.04 Thu l Kovachan. URL l 編集
鍵コメさんへ
さっそく引っ越し先にお邪魔してきました!

こちらこそ
これからもヨロシクお願いしますね♪

応援ありがとう!!
2010.11.04 Thu l Kovachan. URL l 編集
No title
記事を読んでゾゾゾ~としましたe-447
なんて酷いことをするんでしょう。。
こんなことがソマリアでは行われているんですね。
知りませんでした。
自分が知らないだけで、他の国ではいろんな風習があるんでしょうね。
kovachanさんのブログは、オーストラリアの事だけに限らず、世界のことまでいろいろ勉強になります。

ポチ!
2010.11.04 Thu l yuukari. URL l 編集
No title
お~~、初めて知りました!!
只今、内股が治りません(笑)

でも、なんて酷い習慣なんでしょね~
応援♪
2010.11.04 Thu l BiBi. URL l 編集
yuukari さんへ
私も初めてこの記事を読んだときは
ぞぞ~っとしました。
で、
ネットで写真を見たら
気を失いそうになりましたよ(笑)
知らないところで、
こういったとんでもない風習が未だに残っているんですよね。
一日も早くなくなってほしいです。

ポチありがとう!!
2010.11.05 Fri l Kovachan. URL l 編集
BiBiさんへ
内股になっちゃいますよね~
酷い習慣、
きっと私達が知らないだけで
もっといろいろあるのかもしれないですね。
早く一掃されることを
願ってます。

応援ありがとう!!
2010.11.05 Fri l Kovachan. URL l 編集

コメントの投稿












トラックバック

トラックバック URL
http://aussora.blog45.fc2.com/tb.php/381-0fdea268
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。