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昨日のこと。

昨日は水曜日。

いつもだったら
旦那だけがテコンドーに行く日なのだが、
スクールホリデーということもあり、
義母と義兄が
ミーナとリサをビーチに連れて行ってくれることになったので、
そのまま
夜まで子供達を預かってもらい、
私も一緒にテコンドーに行く事が出来た。

しかし、、、

この日に限って、
みんなで外に出て
雨上がりの泥んこの中をマラソンしたり、
室内に入ってからは
竹の棒を使ってブロックの練習をしたり、 いてぇのなんの。。。
妙に過酷なレッスンだった。

汗だくになって1時間過ごし
最後、全員整列をして
インストラクターの話を聞いていたとき、
突然

「ドサッ!」

という音が背後でした。

そして、
その直後

「Oh~,Shit! Oh~,Shit!! Oh~、Shit!!!

という
叫び声が響き、
何だろうと振り向くと、

なんと、

男の子が倒れていた。

背が高いので16,7歳くらいに見えるが、
実際は11歳の男の子。
まだ
テコンドーを始めて
数ヶ月の初心者の子なので、
私は名前さえも知らなかった。

「Oh~,Shit!」

と叫んでいたのは
その母親で、
急いで息子のところに走って来た。

息子を抱えると
母親の手にベッタリと血がついた。

「血が出てるわ!! Oh~!!No~!!!
誰か!!!
誰か!!!救急車を呼んで~~~!!!!」

母親は泣き叫んでいる。

すぐに誰かが
携帯電話を使って
救急車を呼んだ。

その場にいた私達、全員
その男の子の元に駆けつける。

最初は痙攣でも起こしたのかと思ったが、
そうではなく、
ただ、
ぐったりとして意識がない。

そして、
倒れた時に頭を強く打ったらしく
後頭部から出血していた。

誰かが氷を持ってきて
後頭部を冷やす。

数人が倒れた男の子を介抱しようとしている間、
母親のほうは
大パニックを起こしていて震えていた。

なんだか、母親のほうが心配になり
私は母親のほうに駆けつけ、
「大丈夫、彼は絶対に大丈夫だから!」
といって
見ず知らずの他人だが
ギューッと抱きしめて
背中をさすってあげた。 でかかった。。。

彼女は突然
携帯を取り出し
震える手で何処かに電話をかけ始めた。
たぶん旦那さんだろう。
あまりにも震えているので
なかなか上手くかけられない。

私のほかにもう一人が
この母親のほうについていたのだが、
そのもう一人が母親の代わりに
電話をかけてあげていた。

「もしもし、私はテコンドーの○○ですが、
××くんがここで倒れてしまったので
今すぐ、
ここに来てあげて下さい。」

こういうとき、
私は役に立たない。。。

そうこうしているうちに
男の子は目を覚ましたらしく
周りにいた人たちが
一生懸命彼に話しかけ始めた。

しかし、
まだ目はうつろで、朦朧としている。

とりあえず
意識が戻っただけでもよかった。

で、
母親のほうは、、、

息子から少し離れたところで
まだ
ガタガタを震えている。

私が
「あなたの息子はあなたを必要としているの。
今すぐ行ってあげて!」
というと、

ハッと息子の事を思い出したらしく
よたよたと立ち上がって
息子のほうに行こうとした。

あまりにもよたついているので、
「大丈夫?ほら、肩につかまって!」
といって
肩を貸したはいいが、
あまりの重みに
私がよたついてしまった。

こういうときも
私は役に立たない。

ようやく母親は
息子のところに辿り着き
泣きながら息子の手を握る。

朦朧としながらも、
母親の姿を見るなり
安心した表情になり
母親の手を握り締める。

大きな体の11歳の男の子が
母親の存在を確認するだけで
こんなに安心した表情になる。
そして、
一生懸命母親の手を求め、それを握り締める。

元気なときは
口答えしたり、喧嘩したり、
生意気なところもあるかもしれない。
でも、
やっぱり
子供にとっては母親って大きな存在なんだなぁと
つくづく思い、
なんだか目が潤んでしまった。

もちろん、
こんな時に
ウルウルしているのは私一人だけ。。。

こういう感覚って
自分が母親になったときに
初めて感じるものなのかもしれない。

出血も治まってきて
意識ももどったものの、
黙るとすぐに
白目になって
意識がなくなりそうになる。

男の子の意識がなくならないように
みんなで
クリスマスのことやトレーニングのことなど
どーでもいいようなことを
必死に話しかける。

うんうん、とうなずく男の子。
そして、
倒れた時に切ってしまった後頭部が
そうとう痛むようで
時々苦痛に顔をゆがめる。

ようやく
母親のほうも落ち着きを取り戻し
「こんなことは今までで初めてだわ」
とか
「インストラクターの話の最中、息子を見たら
なんか、ゆらゆら揺れてて
何しているのかしら?
と思ったとたん
倒れたのよ」
とか、
話し始めた。

彼女はもう大丈夫そうだ。

そうして、
やっとのこと
救急車が到着し、

外で救急車を待っていた私の旦那が中に入ってきて

「救急車が来ましたよ

でも、

なぜか二台来ましたよ」

と告げた。

どうやら、

別の人がそれぞれ救急車を呼んだようだ。

ようやく救急隊員が降りてきたが
恰幅のいい女性が2人。
医療道具の入ったバッグをもって
のんびりと歩いてきた。

普通走るんじゃねーの??

そして、
ようやく
男の子の処置にあたった。

ここまでくれば
一安心。

その後の事も気になるが
いつまでもそこに野次馬のようにいるのは
気が引けるので
私たちは退散した。

結局原因はなんだったのか、
その後どうなったのか、
私は知らない。

ただ、
昨日は昼間そうとう暑かったし、
テコンドーも夕方からのレッスンとは言え
道場の中はムッとするような熱気だった。

すぐに意識がもどったから
貧血か何かだったのかもしれない。

でも、
旦那が言うには
レッスン中に使った竹の棒、
あの男の子はブロックが上手に出来なくて
頭を直撃してしまったらしい。
そんなに強くは当たってないはずだが
もしかしたら、
その影響もあったのかも。。。

レッスンのあり方に
疑問を抱いている様子だ。

この日は二人インストラクターがいたのだが、
2人とも救命救急の心得はなかったようだ。
そして、
20人近くいた生徒の誰もが知らない様子だった。

考えてみれば、、、
私、、、

添乗員になるときに
救命救急法の講習を受けさせられたんだった。

落ち着いて考えれば、

仰向けにして、顔を横に向け(嘔吐物で窒息しないように)
帯を緩め、
怪我をした後頭部を圧迫して止血し、
脈と呼吸を確認する。

って、
習った事が出来たはずだったんだ。

10年以上前なので、、、
といういい訳もあるのだが、
それでも、
こうして落ち着けば思い出せる事が
その場で行動に移せないのが
情けない。

もしあれが、
ミーナやリサだったら、
私もあの母親のように、
いや、
それ以上に大パニックになっていたかもしれない。
きっとうるさいくらいに
泣き叫んでいただろう。

彼女もこんなことは初めてだ、と言っていた。

持病を持っていなければ、
まさか
こんな事が起こるなんて
予想もしない。

でも、
予想もしない事が起こったときこそ
親の踏ん張りどころなのではないだろうか・・・

今回は道場内で起こったことだったので
対処する人間が山ほどいた。
彼女も取り乱す余裕もあった訳だが、
これが、
帰りの車の中とか
家に帰ってからとか
子供が意識を失った時に
一人で対処しなきゃいけなかった可能性もある。

意識を失ったり、
事故にあったり、
骨を折ったり、
火傷をしたり、

何かが起こったときの対処法を
最低限知っておくことは
極端な話
人の生死を決定付けることにも、なりかねない。

特に自分の子供がそうなると
パニックになりやすい。
的確な対処が難しくなる。
私は、その点では
心の底から自信がない。

だからこそ、
もう一度
救命救急法、応急処置など
きちんと勉強しよう。

そう思った。

しかし、

使わずに済むのが一番いいのだが、
使わずにいると忘れてしまうのが。
その矛盾が
なんとも苦しいところだ。

本当は
病気も事故もなく
健康に過ごせれば
それが一番なんだけどね。


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2010.12.16 Thu l 日常 l コメント (16) トラックバック (0) l top

コメント

No title
救命救急法、私も何度も習ったけど、いざというときは何も出来なかったし、すぐ忘れちゃうよね。

長いことジム通いしていたので、怪我や事故を見ることはしょっちゅうだった。 死亡事故もあったけど、 いつもインストラクターは完璧だった、さすがだね。 

いざというときは身内は自分で助けたいよね。
機会があれば、習っておかなくっちゃ、 って思いました。
2010.12.16 Thu l ゴルッテリア. URL l 編集
No title
メルボルンに住んでいたとき、当時フライトアテンダントになりたかったのでRed CrossのFirst Aidの講習を受けにいったことがあります。

人工呼吸とかは正直ちょっと怖いけど、まず何をしなきゃいけないかとか、止血の仕方とかだけでも知ってるといいですよね。

当時お世話になったシングルマザーの先生も「私は母親だから定期的に講習は受けに行ってるの。子供になにかあったときのためにね、」といっていたのを思い出しました。

ほんと、子供って特に予測不可能なことが多いですから、こういうの知っておくといいですよね。

しかし目の前で子供が倒れて頭から血流されたら仰天するだろうな・・・冷静で居なきゃいけないとは思いつつも。
2010.12.17 Fri l 結. URL l 編集
こんにちは。
倒れてしまった男の子が無事で良かったですね。
ボスも救命救急の講習を受講しました。
受講2日後に近所の交通事故だったので、
廻りを取り巻く野次馬をかき分けて対応出来たのも、講習のおかげです。

使わない方がイイけれど、イザという時のために再度受講しようかな・・。
2010.12.17 Fri l ボス。. URL l 編集
管理人のみ閲覧できます
このコメントは管理人のみ閲覧できます
2010.12.17 Fri l . l 編集
No title
大変だったですね。
私も救急法何回か受講しましたが、いざとなったら役に立たないでしょうね。
だって看護婦の友人もわが子の時は出来なかったそうですから。
いまは心臓の電気ショックの機会がいたるところにありますが、これもいざとなったら使えなさそうです。

とりあえず大事に至らずに良かったですね、ポチ
2010.12.17 Fri l phebee. URL l 編集
ゴルッテリアさんへ
そうなんですよ。
使わないに越したことはないんですけど、
使わないと忘れちゃうんですよね。。。
でも、
私も改めて
もう一度習っておこうと思いました。
今、コースを探しているのですが、
考えてみたら、
英語がそうとう難しいんですよね~・・・(滝汗)
2010.12.17 Fri l kovachan. URL l 編集
結さんへ
結さんのコメントをみて
さっそくRed Crossのコースを探しましたよ!(笑)
Red Crossだけじゃなくても
色んなところでコースをやっているんですね。
First Aidといっても
また色んな種類があるので、びっくりしました。
医療用語がなかなか難しそうですが
なんとか頑張って
年明け辺りでも受けてみたいなと思ってます!

でも、
実際自分の子供が倒れたら
パニックになりそう・・・
2010.12.17 Fri l kovachan. URL l 編集
ボスさんへ
そう、その話覚えてますよ!
実はその男の子が倒れたのを見たとき
まっさきにボスの事を思い出しました。
(自分が講習を受けたことはすっかり忘れてたのに。。。苦笑)
私も
やっぱりもう一度講習を受けてみようと
今探している最中です。
2010.12.17 Fri l kovachan. URL l 編集
tomoさんへ
丁寧なアドバイス、
本当にありがとうございます!!
応援の気持ちは十分に伝わってきますので
大丈夫ですよ(笑)

確かに
あのカーブから直線に出るところって
スピードを出しやすいんですよね~。
左車線の車しか測定しないのは
たぶん左車線に車を止めるスペースがあるので
捕まえやすいだけだと思います。。。
ずいぶん前にこちらのテレビで
警察のスピードガンをちゃんと定期検査に出していない
という問題があったらしく、
実際、スピード違反でつかまった人が
スピードガンを定期検査に出している証明をしろと言ったら
違反が取り消しになったという事例もあったようですよ。
まぁ、
そこまで言うつもりはないので、
やっぱり
私の前に走っていた車に誤照射の可能性かな。。。

いずれにせよ、
とっても参考になりました!
ありがとうございます。
すごく心強いです!
もう一度記憶を頼って(頼りないですが・・・汗)
検証してみますね。
2010.12.17 Fri l kovachan. URL l 編集
phebee さんへ
ええ~!?
看護婦さんでも
わが子となるとだめなんですか???
でも、
分かる気がします。。。
あの男の子の母親の震え方を見ていて
本当に人事じゃないなと思いましたよ。
でも、
私も場合もう10年経つし
記憶のリフレッシュのために
もう一度受けようと思ってます。
英語が難関ですが・・・

ポチありがとう!!
2010.12.17 Fri l kovachan. URL l 編集
No title
私も今まで何回か講習を受けたことはありますが、うろ覚えだし身内に何かあった時に対処できる自信は全くないですi-201
特に、子供に何かあった時には私も絶対パニックになっちゃいますよ~i-282
目の前で今回のような出来事が起こると、講習を受ける必要性が身にしみてわかりますよね。
私も考えさせられました。

ポチ!
2010.12.17 Fri l yuukari. URL l 編集
yuukari さんへ
私も今ちょうど
講習を探しているところですよ。
やっぱり知っていて損はないし、
自分の子供だけじゃなくても
そういう場面に出くわした時、
最低限の知識は持っていれば
安心ですものね。
でも、
講習を受けるのはいいけど、
英語が・・・(汗)

ポチありがとう!!
2010.12.17 Fri l kovachan. URL l 編集
ごめんなさい、後から思い出したらred crossじゃなくてSt John'sでした!
オーストラリアではここが一般的なようです。
2010.12.17 Fri l 結. URL l 編集
No title
とっさの時の対処難しぃいいいいい!
2010.12.17 Fri l 松井大門. URL l 編集
結さんへ
わざわざありがとうございます!
検索したらSt John’sが一番最初に出てきたので
そちらも見てたんです。
旦那に聞いても、やっぱりそちらのほうが
一般的らしいですね。
年明けにでも受けてみようかなと
思ってます。
2010.12.18 Sat l kovachan. URL l 編集
松井大門先生へ
とくに自分の子供が関わると
パニックになりやすいですよね。
座禅でもくんで、
普段から落ち着く練習でもしようかと
思っちゃいました!(笑)
2010.12.18 Sat l kovachan. URL l 編集

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