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さて、
初めての日本の小学校を体験したミーナ。
そして、
初めて母親として日本の小学校を体験した私。

今回は日本の小学校の感想を述べたいと思う。

朝の通学路では
ボランティアの人たちがところどころに立っていて
安全に通学できるように
見守ってくれている事にもびっくりしたが、
校門のところに
校長先生が立っていて
生徒一人ひとりに「おはよう!」
と声をかけているのにもびっくりした。

私が小学校のころは
校長先生なんて
全校集会とか特別な行事のときしか姿を見なかったと思う。

ずいぶん、生徒との距離が縮まったんだなと感心した。

そして、
入り口の下駄箱で、靴を履きかえるという行為にミーナは戸惑っていた。
オーストラリアでは
もちろん土足のまま外も教室のなかでも過ごす。

あとミーナが戸惑ったのは
体育の時間。
一応、体操着も用意して持たせてあったのだが、
オーストラリアの学校では
体育の時間に体操着に着替えるなんて事はしない。
制服のまま体操をする。
なので、
クラスで着替えるという事にどうしても抵抗があったようで、
結局
体育は見学ということにしたらしい。
ミーナは人一倍恥ずかしがりやなので
まぁ、しょうがないかと納得。

初日の朝はたまたま
1年生から3年生までの集会が講堂であった。
担任の先生に
「お母様もよかったら見ていらしてくださいね」
といわれたので、
何十年も前に卒業式をした講堂へ足を運ぶ事に。

う~ん、懐かしい。。。

この日の集会は
図書室の使い方の説明だった。

よく見ると、先生達も若い。
ミーナの担任の先生は見るからにベテランといった
女性の先生だったが、
講堂に来て他の先生達を見てみると
ほとんどが私より年下くらいの先生だった。

若くて可愛らしいオネエちゃん先生が
一生懸命パワーポイントを使って
図書室の説明をする。

私達のころは手書きのスライドだったが
この辺が時代を感じる。

低学年相手だから
すぐ話も終わるものと思ったら
かなり長い。

最初のうちは静かに聞いていた生徒たちも
だんだん落ち着きがなくなり
ざわざわし始め
落ち着きがなくなる。

中には立ち上がって歩き回る子まで出てきたが、
ここで私がびっくりしたのは
そういった生徒を先生は
自分の膝に乗せて一緒に座ってあげていたのだった。

私のイメージではこういった場合
「こらっ!何してんだー」と怒られるか
パーンと頭をはたいて
「座ってろ!」と言われるか
そういった感じで
まさか
先生が膝に乗せて一緒に座るなんて考えもつかなかった。

そして、長い話がようやく終わった頃
オネエちゃん先生が

「みなさん、静かに話を聞いてくれてどうもありがとう。
先生はとっても嬉しかったです!」

なんていうではないか!?

えっ、
先生が「聞いてくれてありがとう」ってどういうこと!?
生徒が先生の話を聞いて
当たり前なんじゃないの!?

もう先生の威厳もへったくれもあったものじゃない。

でも、
自分の時代と違うから間違っているとは判断できない。
こういう時代の流れなんだと強引に受け入れながらも
驚きは隠せなかった。

この後私は学校を後にして
また
下校時にミーナを迎えに来た。

3年生以下は集団下校をするらしく、
地区ごとに細かくグループが分けられ、
ボランティアの保護者と共に
家の近くまで一緒に帰るらしい。

私のころは1年生だけだった記憶があるが
今では低学年ということになっているようだ。

それにしても、
子供達を地区ごとに分ける作業は先生の仕事。
ボランティアの人と一緒になって
生徒を振り分けたり、人数を確認したり
大変な作業だ。

オーストラリアの学校では
3時になり、教室から生徒が出たら、もう仕事は終わり。
その後生徒がプレイグランドで遊んで怪我しても
先生の責任は一切なし。

なんか、、、
日本の学校は至れり尽くせりだな。
そんな感じがした。

そして、最終日になり
担任と校長先生にお礼の挨拶をし、
給食代を支払ってまたびっくり。

給食代が一日232円。

今時どこの定食屋で232円でお腹一杯食べれるだろう。

しかもちゃんと栄養バランスを考えてくれた食事。

時々給食費を収めない輩がいると聞くが
こんなに安く、自分の子供に栄養バランスを考えたご飯を食べさせてもらって
それで支払いをしないって
いったいどういう了見なのか不思議に思う。

そんなわけで、
至れり尽くせりの小学校。

ミーナも楽しくないわけがない。

最終日には先生から折り紙の駒をもらって、
大事そうにずっと抱えていた。

「オーストラリアの学校より、日本の学校のほうがずっと好き!!」

今でもこんな事を言うミーナ。

日本では
大人が一丸となって努力して子供を守っている。
子供をすごく大事にしている。

「子供様」
そんな感じがした。

そして
先生をはじめとした大人たちが並々ならぬ努力をしている割りに、
子供達はそういう部分がまったく見えず、
この状態を当たり前のように享受する姿に
大人と子供の果てしない距離を感じた。

子供にとっては天国だが
大人にとってはストレスだなコリャ。。。

日本とオーストラリア。

どっちがいいかは私には分からない。

以前
ミーナが学校でサンドウィッチを踏みつけられ
ランチが食べれなかった事件があったが、
結局先生には
「すぐに先生に言わない自分が悪い」
と言われたように、
オーストラリアは
小さい頃から自己責任を身につけさせられる。
まだ小さいからといって、
大人たちが全力で守ってくれる日本とは違いシビアな世界だ。

でも、
ミーナの性格的には
きっと日本のほうがあうんだろうなと思う。
なので、
これからは、少なくとも年に一度は帰国して
日本の小学校をたくさん体験させてあげたい。

3日で日本語も飛躍的に上達したミーナ。
初めての日本の小学校体験入学は
大成功のうちに終わった。


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2011.05.18 Wed l l コメント (14) トラックバック (0) l top

コメント

たしかに!
たしかに日本の学校はいたせりつくせりって感じですね。色々とヤカラを言う一部の保護者(モンスターペアレンツ)がいるからそうなっていったんでしょうね。ドラマになるくらいですから!僕が子供の頃は有り得ない話です。給食費を本当に払えない家庭というのが本当にこの豊な国で有り得るのでしょうかね?それは本当にごく一部だと思いますけどね・・。学校に行ってやってるから(この時点でちょっとズレてる)、その時に食べる給食は学校が払うのが当然やろって考えの親がいるっていうのもテレビの特集でやってました。給食のプリンはなんか美味しかったなぁ~
2011.05.19 Thu l tomo. URL l 編集
No title
日本のよさもオーストラリアのよさも両方学べるミーナちゃんはとても幸せなので、これからもどんどん両方のいいところを吸収していって欲しいです。

学校の先生もどんどん良くなってきているって良く聞きますよ。 少子化でどんどん先生の需要も少なくなってきているから、意欲のある人、才能のある人が育っているらしいです。 期待したいです。
2011.05.19 Thu l ゴルッテリア. URL l 編集
No title
へえ~、今はじゃあ先生に拳骨で殴られるなんてことはあり得ないわけなのですね。
じゃあどのタイミングで生徒を叱ったりするんだろう・・・不思議。
まあ確かに子供のときは今思い出しても先生が理不尽だったことも多々ありましたけど、それでも例えば時間厳守だとか人の話を聞くときは黙って聞く(フリだけでもする)みたいなマナーは身に付いた気がします。
どちらも一長一短といった感じがしますねぇ。
2011.05.19 Thu l 結. URL l 編集
絶句!
今の日本の学校ってそんななんですかァ?
だから、勘違い人間が育っちゃうんじゃないかしら。
わたしの頃は、ほうきの柄2本並べた上に正座させられたり、
水がいっぱい入ったバケツを両手に下げさせられたり、
殴られて机3個分ぐらい吹っ飛ぶ子がいたり、
とんでもなかったですが、
そこまで「お子様」のご機嫌を取らなくても・・・。

日本の先生方もいろいろ大変だと思いますが、
社会全体がちょっとズレてる気がしました。
ミーナちゃんは、両方の良い所を楽しんでください。
2011.05.19 Thu l ちりとて. URL l 編集
No title
ははは
これでいいんだろうか?
2011.05.19 Thu l 松井大門. URL l 編集
No title
ああ、、こういうシビアなオーストラリアの学校を、わたしもつい最近
実感したところだったよ、、。
ほんとに、カルチャーの違いだね、、。

どっちもいい面あり、イケてない面あり、なのかな~。
ミーナちゃんは、ふたつを体験して、いいところを吸収してくれたらうれしいね。
2011.05.19 Thu l sammyサミー. URL l 編集
tomoさんへ
私達の世代から見ると
子供のご機嫌をとっているように見えてしまいますが、
今のご時勢を考えると
教師の態度もそうせざるを得ない部分もあるんでしょうね。
それにしても
’学校に行ってやってる’ってすごいですね(笑)
そういう狂った考えを持った大人が
日本の教育の場をダメにしてしまうんでしょうね。
ほんと
先生って大変な職業だなと、つくづく感心します。
2011.05.19 Thu l Kovachan. URL l 編集
ゴルッテリアさんへ
ほんと
両方の文化や教育を体験できるミーナやリサは
恵まれていますよね。
でもそれは大人の考えで、
子供にとって二つの異なった環境を知ってしまうと、
どっちがが良くて、どっちかが悪く見えたりと
混乱をきたすのかなと、
ミーナを見てると時々思います。
両方のいい面を吸収できるように
親も努力しないといけないですね。
2011.05.19 Thu l Kovachan. URL l 編集
結さんへ
今ではちょっとしたことで体罰と騒がれるので
先生もうっかり生徒に触れないらしいですよ。
わたしなんか、
ゲンコツはもちろんの事、
うるさい時には口にガムテープまで貼られましたよ(苦笑)
今そんなことしたら
新聞の一面に載りそうですね(笑)

2011.05.19 Thu l Kovachan. URL l 編集
ちりとてさんへ
昔の体罰も行き過ぎたところがありましたよね。
でも、
昔は先生といったら尊敬されるべき存在だったのが
今では、職業の一つという目で見られるようになったから
その感覚の変化で混乱が起きているのかなと
思いました。
時代がまた流れて、先生の位置づけがはっきりすれば
生徒と先生のバランスがうまく取れるんじゃないかと思います。
とりあえず、
ミーナは存分に日本の学校を楽しんだので
それが一番ですね!
2011.05.19 Thu l Kovachan. URL l 編集
松井大門先生へ
難しいけど、
これでよしとするしかないと思います。
時代の変化ですよね。
2011.05.19 Thu l Kovachan. URL l 編集
サミーさんへ
オーストラリアのシビアな面に直面すると
衝撃が大きいよね。
オージー達は
鍛え方が違うんだ。。。と実感したよ。

オージー化も日本人化もせず
ミーナはミーナらしく
すくすく育ってもらいたいね。
2011.05.19 Thu l Kovachan. URL l 編集
滞在記 楽しい
お母様のコネなど、日本では発揮するよね。
学校に行けて、貴重な体験できて、よかったね。
ミーナちゃんも、抵抗なく体験入学受トライできたの?
そして、待ってる人、会いたい人がいっぱいいる所に帰れて、幸せ実感だね~。
やっぱ、年に1度は帰りたいよね~
それと、高島屋で買ってもらった洋服、日本らしく、綺麗で可愛い。
あ~ 高島屋、デパート、横浜、大好き。
2011.05.21 Sat l ポンポン. URL l 編集
ポンポンさんへ
一度は断られた体験入学だけど
3日だけでも入れて本当によかった!
自分の母校でもあるから
感慨深いものがあったよ~

この洋服、
先週も、今日の補習校でも着てたの。。。
週末の制服と化しているよ(汗)
でも、
日本のデパートってほんと
楽しいよね。
2011.05.21 Sat l Kovachan. URL l 編集

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