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私がこの国で一番不満に思う事の一つに
医療システムがある。

以前にも記事にしたことがあるが、
この国では、
通常、医者にかかろうとしたとき、
日本のように直接専門医に見てもらうことはできない。

風邪を引いても、湿疹が出ても、
腰痛になっても、妊娠しても、
まずは
GP(General Practitioner)という
医者の何でも屋のようなところに行かなければならない。

そして、
GPの手に負えない場合のみ、
専門医に紹介状をもらい
初めて、
病院の専門医に見てもらうことが出来る。

妊娠の場合、
普段の検診はGPに行き、
妊娠中、2回だけ、
病院の産科の先生に診てもらうことになっている。

もちろん、
緊急の場合、
事故で大怪我したとか
心臓発作をおこしたとか
大出血になったとか
そういった場合は
病院の救急外来に行くことができる。

しかし、
自分では緊急だと思っても、
救急外来の受付で、
その症状は緊急でないと判断された場合、
緊急の人を優先するため、後回しにされ、
延々と待たされることもある。
私の義兄は
我慢できない頭痛に襲われ、嘔吐も止まらず、
救急外来にいったが、
その場で5時間も待たされたこともあった。
逆に、
私が子宮頸がんの手術のあと大出血を起こした時には
他の人を差し置いて
真っ先に処置をしてくれた。

そんなわけで、
便利なんだか、不便なんだかよく分からないこの医療システム。
よっぽどでない限り、
医者にはかかりたくない。

しかし、
前日から始まった
出血とまではいかないまでも、
茶色の下り物が心配でしょうがない。

とりあえず、
医者と呼ばれる人に見てもらい、
安心したい。

ということで、
GPに行った。
そして、
案の定

「茶色だったら、心配ないよ」

と言われておしまいだった。

「もし、赤い鮮血にかわったり、腹痛が起きたら心配しなさい」

とも言われ

「心配しながらどうすればいいんですか?」

と聞くと

「病院の救急外来に行きなさい」

ということだった。

すぐ「大丈夫」という何でも屋のGPとはいえ
とりあえず
医者から「大丈夫」といわれれば
少しは安心する。

まぁ、
とりあえずよかった、よかった
と思い家にかえったものの、
下り物は一向に止まる気配もなく、
それどころか、
増えるばかり。

不安ばかりが押し寄せる中、
翌日の火曜日、
夕食後、
子供達をベッドに入れ、
私はトイレに入った。

そして、

ふとトイレットペーパーを見ると
それは
見慣れた茶色ではなく、
真っ赤だった。

「やばい・・・」

旦那を呼び、

「この色ってどう見ても赤だよね?」

と確認を取り、
旦那も

「赤だ・・・」

と確認をしたところで
すぐに
病院の救急外来に行く事にした。

夜8時の事。

旦那のお母さんに電話で事情を話し、
うちに来てもらい、
子供達を残して
旦那と私で
病院へ向かった。

病院へ到着し、
救急外来の「Triage」という窓口で
看護師に容態の説明をする。

その看護師の判断で医者に見てもらう優先順位が決まるようだ。

茶色の下り物が、鮮血にかわったこと。
ほんのちょっと腹痛があること。
などを説明すると
看護師は

「おそらく、もうそれは流産だと思うけど、
 流産してしまった場合、それに対処する方法は残念ながらありません。
 とりあえず、
 あとで、名前を呼びますから
 座って待ってください。」

そんな、、、、

対処法が無いなんて、一々言う必要があるんだろうか・・・

とにかく、
不安で不安で、
家で出血をしてから
時々溢れるように涙がでてくる。

この看護師の言葉に愕然としたが、
それでも
希望は失いたくない。
そう思いながらも、
また
涙が溢れてくる。

旦那と二人で無言のまま
待合室で待つ時間が
永遠に感じられた。

つづく


↓やっぱりオーストラリアの医療システムは苦手だ
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PS
記録として残しておきたいので、
しばらく
しつこいほどこのシリーズが続きますが
今では
もう出血も収まり、私はいたって元気です。




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2011.09.26 Mon l オーストラリアの医療 l コメント (11) トラックバック (1) l top

コメント

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このコメントは管理人のみ閲覧できます
2011.09.26 Mon l . l 編集
No title
異国の地での病院だからそれは不安だったろうね。 横浜のお母さんなんかも相当心配したんじゃないかな?  ま、いずれにせよ、今は元気そうなので、ちょっと安心ですね。  ミーナちゃんもその後は安定してますか? 
人生悪いことばかりじゃないから、これからはきっといい方向に向かいますよ。 
2011.09.27 Tue l ゴルッテリア. URL l 編集
No title
看護婦さん、ほんと、そこまで言う必要はないのにと思いますよね。私がその場にいたら絶対何か言い返さないと気がすまなかったでしょうね。英語で言えるかわからないですけど…
2011.09.27 Tue l ぷぅ. URL l 編集
No title
国が違うと病院の対応も色々なんだね~~~!
2011.09.27 Tue l 松井大門. URL l 編集
鍵コメさんへ
ありがとうございます。
思い返してみれば、あっという間の出来事で
本当にあんな事があったのかな?
という感じです。
今はすっかり元の生活に戻り
そろそろのんびりする言い訳も出来なくなってきました・・・(笑)
2011.09.27 Tue l kovachan. URL l 編集
ゴルッテリアさんへ
こちらの医療システムにはどうしても馴染めないですね。
何かあったらやっぱり専門医にすぐに見てもらいたいです。
ミーナもすっかり元通りで、
まるで何もなかったかのようです。
でも、心の中ではどうなんでしょうね。。。
とりあえず
スクールホリデーが重なっていて、
色々と楽しみがあったから、よかったです。
2011.09.27 Tue l kovachan. URL l 編集
ぷぅさんへ
たぶん、
下手な期待をさせないように言ったのかもしれないですね。
そのおかげで、待つ順番も
それ程長くかからずにすみました~。
2011.09.27 Tue l kovachan. URL l 編集
松井大門先生へ
医療システムだけは
世界統一してほしいです~!!
2011.09.27 Tue l kovachan. URL l 編集
管理人のみ閲覧できます
このコメントは管理人のみ閲覧できます
2011.09.27 Tue l . l 編集
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鍵コメAさんへ
おひさしぶりです。
私は元気なので、心配なさらないでくださいね。
自分には縁の無い事と思っていた事が
自分に起こりショックと同時に
あまりにも高い確率でたくさんの女性が
同じ思いをしていたという事を知り、びっくりしました。
それにしても、
日本で育った私達には、こちらの医療はイラッときますよね。
専門医にかかれないのもイヤですが、
レントゲンも、血液検査もすべて
一つの場所で出来ない事にもまたイラッときます。
あ、でも
出産に関して言えば
私は日本で出産した事ありませんが、
こちらのほうが自然、自由という印象があります。
日本はあまりにも管理されて、
いい面もあるかもしれませんが、
出産予定日まで決められて、
健康な人まで予定日に促進剤を打って
その日に出産させると聞いたときにはびっくりしました。
まぁ、どちらの国も一長一短なんでしょうね。
内膜症も大変ですね。
お大事になさってくださいね!
2011.09.28 Wed l kovachan. URL l 編集

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